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お宝発見ウォーク

第2回お宝発見ウォーク レポート


 

 

1. 実施日時 平成23 年7 月3 日( 日) 

 

    当日、スタート時点で少し雨が強く降り、15分ほど出発が遅れるハプニングがありましたが、

 幸い、雨もすぐにあがり回復しました。 全行程予定通り実施することが出来ました。

 参加者はスタッフを入れて、約40人になりました。報道関係者の方の参加もありました。

 

2. 集合場所 ・時間

 

 

 万葉館(和歌浦南3 丁目)に13 時00 分集合しました。 

 

3. ウォーク行程 ( 第一部)

 レクチャー  13:00 ~ 13:20 ( 万葉館)


 

 

 

ウォーキングの前に、万葉館のロビーで和歌の浦の数々の史跡に代表される歴史と 国の名勝に指定された

美しい風景について、 語り部の小林さんからレクチャーがありました。

レクチャーの途中で雨が降り出したようで、スタートしようと玄関に出たところ、強い雨で行く手を阻

まれました。 幸い15分程度の雨宿りで、雨も小降りになり傘をさして、全員スタートしました。

  
 

第一部 13:15 ~ 15:20 ( 玉津島神社周辺のみどころを回ります。)

 

 

 不老橋~ 玉津島神社 ~ 奠供山~ 鏡山~ 塩竃神社~ 三断橋~ 妹背山~ 海禅院 ~ 観海閣
 

1. 妹背山

・三断橋を渡ります。

 

 

徳川頼宣が妹背山に母(萬)の供養のために海禅院多宝塔を建て、三断橋を架けました。

中国の杭州の西湖に架かる橋をモデルにしたと伝えられています。

3つの小さなアーチ式の石橋を、石積みの堤防状通路で繋いだ形が特徴です。

 

・梵文題目碑

 

 

 三断橋を渡ると、すぐ右手に梵文題目碑があります。妹背山には2つの題目碑があり、もう一つは多宝塔内にあります。

題目碑とは「南妙法蓮華経」の題目を刻んだ碑のことです。

この題目碑の字は風雨に長年さらされて文字が判読しにくくなっていますが、かつては「経王堂」と呼ばれる

小堂の中にありました。現在、「経王堂」の復元工事が進行中です。

 

・海禅院多宝塔

 

 

この多宝塔は、元々は徳川頼宣の母(萬)が、法華経の経石を納めた石室を作りその上に小堂を建てていたところ

1653年に徳川頼宣によって多宝塔として改築されたものです

和歌山市の指定文化財になっています

 

・多宝塔内題目碑

 

 

今回、共催の「和歌の浦みちしるべの会」のはからいで、特別に多宝塔内部を公開して頂きました。

題目碑には、題目と共に養珠院の法名が刻まれています。題目碑の下に石室があり、経石が保管されていました。

2004年経石の発掘調査が行われ、約15万個以上(題目250万返)の経石が見つかったそうです。

後水尾上皇や皇后・女官の経石は石函に納められて、石室内の経石に埋まる形で見つかりました

 

・経石拝観

 

 

 

発掘された経石も、共催の「和歌の浦みちしるべの会」のはからいで、公開して頂きました。

皆さん、驚きの様子で経石を観察されていました。

 

・経石 

 

 

 

展示された経石

一字のみが記された「一字一切経」や、法華経から抜粋して書いた「経典経石」など種類があるようです。

大変美しく書かれているのに感嘆しました。

 

・妹背山山頂から鏡山を見る 

 

 

多宝塔背後の妹背山に登りました。

雨の後なので、足下が悪く石の上など良く滑り、注意が必要でした。

山頂からの眺めは素晴らしく、三断橋と鏡山が目前に見えました。

その左手には、不老橋と葦辺橋があります。 

・片男波の干潟 

 

 

干潟が良く広がっています。 というよりも、干潟を見るために、あらかじめ干潮になる時間帯を

調べてからウォークの日時を決定していたのです。

干潟には、シオマネキが多く生息しています。雄が大きなはさみを振り回す姿がよく眺められました。 

・不老橋  

 

 

 語り部の小林さんが、不老橋を背に説明をされました。

「不老橋」は、第十代紀州徳川藩主治宝(はるとみ)の命により1851年に完成しました。

「不老橋」の名前の由来は、治宝の長寿と徳川の政権の永続を願ったとか、

和歌の神であり絶世の美人と伝えられる玉津島神社の祭神、「衣通姫(そとおりひめ)」を歌った

年ふれど老いもせずして和歌の浦に幾代になりぬ玉津島姫 (津守国基 12世紀)

にちなんで名付けられたと考えられているようです。

 

不老橋の前の「塩竈神社」を拝観した後、玉津島神社へ向かいます。

 

・玉津島神社

 

 

祭神は3人の女の神様「稚日女尊(わかひるめのみこと)、衣通姫尊(そとおりひめのみこと)、

息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと」と明光浦霊(あかのうらのみたま)の4柱です。

各祭神についての詳細は、みどころの玉津島神社をご覧ください。

http://www.kinokuni-sanka.jp/modules/landscape/index.php?lid=195&cid=42

権禰宜さんが、本殿の写真手に持ってお話をしてくださっています。

今回は残念ながらご都合が悪く、拝観できませんでした。

 

・奠供山山頂

 

 

 

・奠供山頂から片男波方面を見る

 

第二部 15:15 ~ 17:30 ( 章魚頭姿山山頂から和歌山市内・和歌浦湾を望みます

 

玉津島神社を出たところで、第一部終了です。 ほとんどの方はそのまま第二部も参加されました。

 

・紀州東照宮

 

 煩悩と同じ数の108段の階段がとても高く聳えています。

5月第2週日曜日には、この階段を神輿を担いで下りる勇壮な和歌祭りが見られます。

 

・紀州東照宮境内

 

 

希望者はここで本殿の拝観をしました。

 

・天満宮

 

 

 

こちらの階段も大変ですが、脇に緩やかなコースもあります。

・天満宮境内

 

 

 

境内の西の端に、高津子山への登山口があります。

・高津子山展望台 

 

136mの山頂には、展望台が建っています。

ここからの360゜の眺望は最高です。

眺望写真はみどころ「高津子山展望台」をご覧ください。

http://www.kinokuni-sanka.jp/modules/landscape/index.php?lid=919

・山田猪三郎の顕彰碑 

 

 

帰路は海岸通りの方へ降りました。

海岸通りの数百m手前に、山田猪三郎の顕彰碑が建っています。

語り部の小林さんが、詳しい解説をしてくれました。

みどころの「山田猪三郎の顕彰碑」もご覧ください。

http://www.kinokuni-sanka.jp/modules/landscape/index.php?lid=905&cid=40

 

・山田猪三郎の写真 

 

 

山田猪三郎さんは、この写真の方です。

1863年幕末の和歌山市生まれ。 明治の実業家です。

 

・山田猪三郎の業績 

 

 

山田猪三郎はゴムを使った製品を開発しました。

最初は救命具、次は気球、最後に飛行船です。

動力付の飛行船として、日本で初めて「山田式第一号飛行船」を完成させて、

初飛行に成功しました。その飛行日9月20日は航空記念日として制定されました。

彼が興した会社は現在も「株式会社気球製作所」として、気象庁 防衛庁 

宇宙航空研究開発機構向けに気球を製作しています。

http://www.weatherballoon.co.jp/index.html

 

・蓬莱岩

 

 

皆さん、疲れた様子もなく海岸通りから遊歩道へ降りて砂浜沿いに歩きました。

蓬莱岩をすぎれば、あと30分で万葉館到着です。

ご苦労様でした。