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景観・まちづくり新聞
トップ  >  景観・まちづくり新聞  >  Vol.16(2012/12)  >  まちづくり講演会レポート( 11月8日 田辺市 ) 

まちづくり講演会レポート( 11月8日 田辺市 ) 


 

先日、和歌山県都市計画協会との共催で、 東京大学の堀繁教授をお招きし
 「まちの魅力と公共整備
  ~誰もが行ってみたいと思う中心市街地を目指して~」
 というテーマで田辺市において講演会を開催しました。
  堀先生による講演会は、和歌山市で7月に開催したものに続いて二回目です。 前回は、講演のみでしたが、今回は、講演に加えて田辺市の中心市街地の「まちあるき」も実施しました。
   堀先生は、森林風致計画学研究室のご出身で、景観デザイン、 景観工学、計画設計思想史、地域計画を専門とされ、国土審議会、歴史的風土審議会等の委員も歴任されています。また、山形県や長野市などのまちづくりアドバイザーもされ、とても分かりやすい講演内容で、全国を飛び回られ、忙しい日々を過ごされているそうです。
  前半の講演会では、 二枚の写真を提示され、「どちらが行ってみたいところか?」という質問を会場に投げかけ、 多くの方が行きたいと答えた写真がなぜ、そこに行きたいと感じるのかという点について景観理論から解説していただきました。
   堀先生の理論では、 「街は、道路と沿道の建物で構成されていて、

人間は近くのものをより過大に評価する。
  そのため、街を訪れた人は、どのような道かを重視し、そこに来街者を温かく『おもてなし』したいという『ホスピタリティ表現』がなければ、どんなに立派な道を作っても、街全体が評価されない」ということです。
 そのため、公共が行う『道の整備』が、街ににぎわいを生むか、
 沿道の商業施設が繁盛するかの決定的な要因となると指摘されています。
  例えば、歩行者が座ってみたいと思われるような きちんと工夫したベンチを、できるだけ多く道に設置することが 来街者を増やす鍵であり、座る方が、さらににぎわいを 呼ぶ「サクラ」になってくれるそうです。
沿道の建物(特に商店)の店構えの作り方にも 言及されていました。 『儲かる店づくり』をするためには、3つの要素が重要で、
 ・挨拶の装置(こんにちは)
 ・迎客の装置(いらっしゃいませ)
 ・集客の装置(買ってってください)
 を適切に配置しないといけないそうです。

1) 挨拶の装置とは、植物。

2) 迎客の装置とは、ベンチ・照明・木のドア・のれん

3) 集客の装置とは、のぼり・メニュー・看板・商品サンプル です。
   多くの店は、売り上げを伸ばそうとして、 3つめの「集客の装置」ばかりを設けていて、 逆に、お客さんが入りたいと思わない店づくりをしてしまっているそうです。
         (資料提供 県都市政策課)
 

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