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景観・まちづくり新聞
トップ  >  景観・まちづくり新聞  >  Vol.13(2012/3)  >  「さっぽろ雪まつり」

「さっぽろ雪まつり」


 

すすきの会場の氷像

さっぽろ雪祭り大通会場

 

 

北海道の観光産業は凄い!
  「さっぽろ雪まつり」の今年の観客数は、約二〇五万四千人。
 5年前のデータによると、49%が市民、道内からの観光客が36%、道外から13%、外国人が2%位の割合だったそうです。
    イベント自体は一週間ですが、制作風景を見るツアーや、雪まつりの翌日に行われる「破壊ツアー」も人気があるそうです。
   雪像と云えば、雪だるまの延長でどんどん積み上げていくと思いきや、枠の中に雪積みして寝かせ(固め)、削り出して作るそうで、大作は、周囲に足場を組んでまるで建築現場。
  重機と人力で彫り出す迫力がある荒削り場面、細かい作業をする仕上げの場面等を順次HPで公表し、又、見物人客がブログやユーチューブで発信するので、祭りに向けて、自然とムードが高まってきます。

何もしなくても観光客が集まりそうな北海道ですが、自分達の町を通過点にせず、泊ってほしいと、各地の競争が盛んで、いろんな仕掛けがされています。  
 

  一つは夜のイベントです。
  「層雲峡氷爆まつり」「支笏湖氷濤まつり」「阿寒湖氷上フェスティバル

  「十勝川白鳥まつり彩凛華」「知床オーロラファンタジー」等。

  十勝川会場での、「手湯」や温かい飲み物のサービス。知床のホテルに戻った時、ロビーでふるまわれた「オニオンスープ」。冷え切った体に、本当に温かさが身にしみるおもてなしです。


  もう一つは、体験イベントです。
  知床斜里町の「流氷ウォーク」(ドライスーツを着ているので。海中にも飛び込めます)

「雪原トレッキング」(スノーシューを履いて、新雪の中をウォーキング)等、

NPO団体と、タイアップした企画が実を結び、人気体験メニューになっています。情報発信を密にして、連泊して下さるお客様を増やしたいとの声も聞かれました。


 和歌山県でも、いろんなイベントや、体験ツアーが行われていますが、ここで泊りたい!という企画が少ないように思います。
  広い北海道に比べ、日帰り可能な場所が多いのですが、海・山・川・熊野古道・温泉など魅力たっぷりの観光王国の魅力を、ただ、見るだけではなく、体験ツアーや、夜や朝の魅力発見と、温かいおもてなしをプラスして、泊り客やリピーターが増えるように工夫しましょう。
・日の出、日の入りの絶好ポイントをもっとPRする。
・早朝の雲海を見る。
・星空ウォッチング(和歌山県には、口径1m以上の大望遠鏡を持つ公開天文台が2 カ所もあります。)
・早朝の魚市場見物(魚が、頭の上を流れていくそうです)
など、「泊った方が楽しめるよ」PRがいっぱいできそうです。


 『もし、天候が悪かったら?』
北海道では、「霧の摩周湖」と言われるように、見えない日が多いことで、かえって箔が付く(?)ことも。休憩所の巨大スクリーンで、四季折々のきれいな摩周湖を、うっとり眺めながら「又、今度来ようね」で済みます。
 観光砕氷船に乗って、流氷が見られなかったら、ただの「海上遊覧」になりますが、こちらも、来年こそは!とリピーターが多いようです。
 ただ、それだけが目的の旅行ではなく、何か所も観光地を回ることにより、どこかで、満足を得られるツアー設定が考慮されている点も見習いたいところです。

 

十勝川白鳥祭り 手湯

知床ボランティア活動施設

 

 

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