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祓の宮

 古座川町月野瀬の対岸、少女伝説の「少女峰(十七ヶ嶽)」より少し上流側に「祓の宮」と呼ばれている無社殿神社があります。石段、石灯籠と簡素な石造りの祭壇以外は何もありません。「紀伊続風土記」には「祓明神森」となっており「一丈廻りの櫟木(クヌギ)を神体として祭る。古より社なし」と書かれています。熊野に多い自然を神とする古代的神社のひとつと思われますが、「紀国名所図絵」には、祓いの神である「瀬織律姫(せおりつひめ)」を祭るとしています。現在はご神木も代替わりし、イチイガシの木がご神木となっています。また、神社境内の森は典型的な熊野本来の植生をとどめる森として古座川町の天然記念物に指定されています。

古くから修験者の崇敬を受け、江戸時代に修験道当山派本山の醍醐三宝院門跡が峯入り修行で大辺路を通行した際には、この宮に使者を使わして詣でたといわれていますし、紀州徳川家の崇敬も厚く、例祭には周参見代官所から役人が参列したともいわれています。また、享保の年号が刻まれた石灯籠は徳川吉宗が寄進したものといわれています。

例祭は霜月の11月下旬に行われ、参列者は川舟で対岸の神社に渡ります。宵宮から境内で火が焚かれ、本祭ではその残り火で「シトギの餅」を焼いて参列者にふるまわれます。「シトギの餅」とは水に浸して柔らかくした生米をついて粉にして、それを固めたもので、神に供える古代の餅の原型といわれています。(2012.3.30)

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祓の宮
参列者を運ぶ川舟
シトギの餅
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